地域社会とマスメディア

民主党支配を変革するというので、変革好きな日本国民は昨年末からはみな非民主党に流れて、こたびの参院選もまったく絵に描いたように捻れがほどけた（戻った？）。そんな中で、私が十数年来暖めてきた秘策、「天皇制社会主義」を堂々と主張する人がいたので驚いた。私の左右陣営同根論に取り入れたい。 しかも、天皇制という用語はもともと共産党発なので使うには気が進まぬ、とも。ここらも私は大いに賛同するところだ。社会運動史研の来歴をまとめたのを読んだ直後だったので尚更。こちらの方では、批判的継承とは良いとこ取りである、と断言している寄稿者がいて、またも首頷。さらに、ディミトロフテーゼが生き存えたのは、人民戦線を構築することが先ず目的で、その手段として全体主義論を当て嵌めたからだ、と種明かしをする寄稿者もいて、もう感激した。こういう人たちも皆、年を取ってしまったのが残念。私は遅れてきた青年だったから。まあしかし、彼らの謦該に接する事ができただけでも幸運である。 また８月がやってくるが、その前に久々に竿出しか。


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