2011年12月18日
人類が「石(ストーン)」に託した祈り
「クリソコーラ」 トルコ石やラピスラズリに似たブルーの石。マラカイトに近い種類のため混じり合ったものも発掘される。自信を取り戻すことのできるパワーストーンとされます。ブルーの色が心を癒してくれる石です。チリ、ロシア、アメリカが主な産地で、アメリカアリゾナ州のものは名高い。モース硬度は2~4。 「クリソプレーズ」 カルセドニーの中では最も価値があるとされる石。半透明で明るいグリーンが特徴的です。大きな塊で発掘されることがあり、ヨーロッパの礼拝堂の中の室内装飾も作られました。自己実現を可能にするパワーストーンとされ、独立や起業など仕事運に強い石といわれます。主な産地はオーストラリア、ブラジル、インドなど。モース硬度は6.5~7。 「クリソベリル」 透明で黄色からブラウン系の色が多い石。アレキサンドライトやキャッツアイが有名ですが、普通にカットされた石もあります。ブラジル、スリランカ、ミャンマーなどが主産地。モース硬度は8.5。 「クローズドセッティング」 透明な石を留めるときに台座になる地金で石の裏側をすべて覆った留め方。 アンティークジュエリーが 作られた時代には色石の色を強めるために石の裏に銀の拍をはるようなこともありました。 「グロシュラライト」 ガーネットグループのなかの石の一つ。透明でグリーン、黄色、オレンジなどの色の物が多い。20世紀後半から主にグリーンの石が発掘されている。主な産地はスリランカ、カナダ、パキスタン。モース硬度は7~7.5。 「クロスデザイン」 十字架の形をモチーフとしたジュエリー、アクセサリーではスタンダードなデザイン。キリスト教のロザリオにモチーフの原点があり、欧米では非常に歴史のあるデザインです。 「クンツァイト」 1902年にこの石を発見したとされるドイツ人クンツ氏の名前にちなんで名付けられました。淡いピンクが特徴の透明石のため、アメシスト、ベリル、トパーズなどと間違えられやすい。恋愛で傷ついた心を癒してくれるパワーストーンとされます。主要な産地はマダガスカル、アメリカ、ブラジル。モース硬度は6.5~7。 ケ 「結晶」 格子の形に幾何学的に出来た構造の状態。格子型の構造の違いが鉱物の特徴を決定していきます。 「結晶系」 結晶学では結晶軸の組み方の違いとそれによる結晶のでき方の違いで7つの結晶系に分けています。 当軸晶系、正方晶系、六方晶系、三方晶系、斜方晶系、単斜晶系、、三斜晶系、の7つ。 「月長石」 月の光を封じ込めたような輝きを持つ乳白色の石、ムーンストーンの和名。赤やオレンジに輝くサンストーンの和名の日長石と対照をなす 「原型」 ロストワックス製法でジュエリーやアクセサリーを作る時の基本的な型。通常は銀で作った原型をシリコンゴムではさみ、ゴムを焼いて原型の形をした雌型をつくります。そのゴムの型の中にワックスを流し込んで、そこで出来たワックス型を鋳造して貴金属の製品をつくります。ゴムの型があれば、中に流し込むだけで簡単にワックス型を作れるので、必要な数のワックス型を作り貴金属の製品に作り変えることが出来ます。 次回につづく
Posted by qqftlocreh at 14:27│Comments(0)