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2012年03月22日

嵐 素材 ブログバナー 拾い画

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Posted by qqftlocreh at 14:10Comments(0)

2012年03月22日

幻のラスベガス万歳 第一話 住まいはカジノホテルだ

石油、ガス、石化等のプラント建設が会社の主業なのでどうしても海外出張も低開発国、それも辺境の地となってしまう。話は1987年のことである。急にラスベガス行きが決まった。日本の顧客がラスベガスに新交通システムを二つの大型カジノホテル間(7km)に建設することになり、そのサポート業務。サポートと言っても米国のエンジニアリング会社を下請けとし、新交通の軌道、駅舎の設計を行い、現地建設会社に発注して建設管理を行うもの。ところが設計が完了し、建設認可申請するところで残念にもこのプロジェクトは中断になった。市議会でこのプロジェクトを知ったタクシー業界の反対で頓挫したのである。政治が絡むとどの国でも事業は見通しのきかない迷路をさまようことになる。この頓挫するまでの6カ月間をラスベガスで過ごした。 <第一話>住まいはカジノホテル このプロジェクトオーナーS氏は日本の顧客とラスベガスの事業家、すなわち、合弁事業なのである。このラスベガスの事業家は有名な映画「ラスベガス万歳」にも出てくるプラザホテルのオーナーでもあり、我々設計先発隊一行5名の宿舎もプラザホテルとなった。このプラザホテルに隣接して大陸横断鉄道の駅舎があり、この界隈がラスベガスの発展の中心地だったのだが、やがて中心地は7km南の新開地に移っている。このプラザホテルから東に延びる通りが旧市街地のメイン通りで、ラスベガス万歳の舞台にもなった。ただ旧市街地につきものの落日の感ありというところだが、私はこの雰囲気が好きだった。 なにしろ旧型のカジノホテルだからホテルと言ってもグランドフロアはカジノ。ホテル玄関を入るとスロットマシンがずらりと並び、その先にはテーブルでバカラ、ブラックジャックをディーラーが仕切っている。通路はバニーガールが笑顔の愛嬌を振りまきながら酒類のグラスを盆に載せサービスに廻っている。実はこうしたゾーンを通らないとホテルのカウンターにたどり着けないのだ。分かったことは賭博場が主体で、そこで24時間遊ぶ人が便利なようにホテルを併設しているわけだ。 滞在中は月ー土曜日が出勤でS氏の洒落たビルの事務所に行き、朝の会議を持って、それから下請エンジニアリング会社に行く仕事の日々が続いた。24時間営業しているカジノホテルなので朝の出勤も業務終えての戻りもこのカジノゾーンを通らねばならない。それも建設作業員風のユニフォームとアタッシュケースで身を固め、そして時には持ち帰りの書類を抱えてである。毎日通っているとそんな格好でも客と知られているからバニーガールのお嬢さん(実はおばんも多い)の盆からカクテルを同僚は通りしなに失敬などしていた。勿論、業務終えての帰りではあるが。まあ日本では考えられない通勤風景である。<<続き>>


  


Posted by qqftlocreh at 03:37Comments(0)